聴力の正常値(基準値)と異常値の場合の病気

カテゴリ:聴力

聴力とは

聴力は聞くことができる音の強さを測定します。
人間が聞くことができる音の周波数は20~20000Hzの範囲であり、日常的に聞く音の周波数は250~6000Hzの範囲ですが、聴力は年齢と共に低下して行きます。
音の強さはdB(デシベル)で表しますが、正常な聴力を持つ人は0~140dBまでの音を聞くことができます。

具体的なdBの目安は以下のとおりです。

ささやき声:約25~30dB
会話:45~60dB
不快と感じる音:90dB以上
大音量のコンサート:110dB
難聴になる可能性もある痛みを伴う音:120dB以上

聴力検査とは

聴力検査は、聴力検査室という小さな部屋に入り、オージオメーターという聴力計を使用して検査を実施します。
オージオメーターでは通常、1000Hzと4000Hzの音を出し、ヘッドフォンからその音が聞こえればボタンを押し、聞こえるかどうかを判定します。
もし最初の音が聞こえない場合は、5dBずつ上げていき、最初に聞こえた音がその人の聴力です。
※Hz(ヘルツ)は周波数で、音の高低を表します。数値が大きいほど音は高くなります。
※dB(デシベル)は音の強さを表します。

AD1000Hz

オージオメーターによる1000Hzの聴力検査です。
1000Hzでは30dB以下が基準値となります。

AD4000Hz

オージオメーターによる4000Hzの聴力検査です。
4000Hzでは40dB以下が基準値となります。

正常値(基準値)

聴力の正常値(正常聴力)は0dB~30dB未満です。
以下のように、聞こえるdBによって難聴の程度が定義されています。

聞こえるデシベル難聴の程度
0dB~30dB未満正常
30dB以上軽度難聴
50dB以上中度難聴
70dB以上高度難聴
100dB以上ろう

※聴力レベル70dB以上(高度難聴)から身体障害者手帳が交付されます。

年齢別の聴力検査の周波数ごとの正常値

年齢別の各周波数ごとの平均値と標準偏差は以下となります。
特に50台後半から急激に聴力が衰えてきているのが分かります。
また、高い周波数ほど差は顕著です。

1000Hz
年齢平均値(dB)標準(dB)
257.54.4
389.24.6
4810.96.4
5814.57.4
6816.18.0
4000Hz
年齢平均値(dB)標準(dB)
257.67.3
3810.68.0
4814.512.7
5825.216.2
6834.117.3

正常値を下回る場合に考えられる病気

主に以下の病気に罹患している可能性が考えられます。

  • 鼓膜損傷
  • 慢性中耳炎
  • 真珠腫
  • 耳硬化症
  • 耳小骨連鎖離断

公開日時: 2014年03月16日  11:29:04

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