白血球数の正常値(基準値)と多い場合の原因と病気

カテゴリ:血液系一般

白血球とは

白血球は核を持つ無色の血液細胞で、単球顆粒球リンパ球で構成されており、その総称です。

単球はマクロファージに変化(分化)します。
マクロファージはアメーバ状の細胞で、細胞等の異物や老廃物を取り込み、消化する働きをします。

また、顆粒球は好酸球好塩基球好中球の3つから構成されます。
好酸球は主にアレルギー反応の制御を行います。
好塩基球はヒスタミンやヘパリン、ヒアルロン酸を含みます。
好中球は白血球の中で最も多く(白血球中の50~70%)、病原菌を食べ、リゾチームという物質で溶かす働きをします。

またリンパ球はヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞、NK(ナチュラルキラー)細胞などの多くの免疫系を持っています。

従って、白血球の主な役割は、全身の血液中の細菌などの病原菌や異物を撃退する事にあり、体内に異物が侵入した場合、白血球は急激に増加します。

正常値(基準値)

3200?8599/μL

白血球減少症

白血球数が一定数よりも少ない(4000/μL以下)場合、白血球減少症と呼ばれ、免疫系の疾患を引き起こす可能性が高まります。
白血球数が減少する主な要因としては、骨髄の造血機能の低下が挙げられます。
この症状になると、免疫の低下により、病気にかかりやすく、治りにくい状態になり、白血球数が正常な人にとっては大した病気ではなくても、重症化する場合があります。

急性白血病

本来の働きをしない異常な白血球が異常に増加する病気で、血液の癌とも呼ばれます。
免疫細胞で構成される白血球が多いことは一見良いことのように思えますが、急性白血病患者の白血球は若い段階で成長が止まり、免疫系が未熟で殆ど機能しない幼い白血球が増殖します。
また、異常白血球が骨髄を占拠するために、相対的に赤血球や血小板が減り、貧血や感染症にかかりやすくなり、出血が止まりにくい状態になります。

原因

急性白血病の原因は分かっていません。

治療方法

治療方法は主に抗癌剤治療や造血幹細胞移植になります。

この検査で分かる病気

多い場合

  • 白血病
  • 多血症

少ない場合

  • ウイルス感染症
  • 慢性肝炎

公開日時: 2014年06月17日  22:26:37

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