ヘモグロビンの正常値(基準値)と多い場合の原因と病気

カテゴリ:血液系一般

ヘモグロビンとは

ヘモグロビン(血色素量または血色素)は赤血球中の鉄と蛋白が結合した色素で酸素を運ぶ働きをします。

ヘモグロビンに含まれるヘム鉄は酸素と結合しやすい性質を持ち、酸素と結合したヘモグロビンを特にオキシヘモグロビンと呼びます。
なお、酸素と未結合の場合はデオキシヘモグロビンと呼びます。

身体中に酸素を運ぶ赤血球の働きは、このヘモグロビンが担っています。

赤血球中のヘモグロビンの数が減ると貧血を引き起こします。

また、酸素との結合能力がない酸化ヘモグロビン(メトヘモグロビン)が多い場合、メトヘモグロビン血症の可能性があります。

正常値(基準値)

男性:13.1?16.6 g/dL

女性:12.1?14.6g/dL

メトヘモグロビン血症

メトヘモグロビンは鉄原子の価数が3価(通常のヘモグロビンは2価)で酸素との結合能力がありません。
メトヘモグロビンが1.5g/dLを超えるとチアノーゼが発生します。
チアノーゼは血中の酸素濃度が低下し、メトヘモグロビンの濃度が高くなると、メトヘモグロビンの色素によって爪の下の皮膚や唇が青紫色になる症状を起こします。

症状が悪化すると、呼吸困難や意識障害を引き起こし、命に関わる場合もあります。

なお、チアノーゼは貧血の方には発生しにくい病気です。

貧血

貧血はヘモグロビン濃度が基準値を下回った状態を指します。
貧血になると、全身への酸素供給量が少ない状態であるため、代謝のために呼吸量を増やす事で動悸や息切れを引き起こします。

この検査で分かる病気

多い場合

  • メトヘモグロビン血症
  • 真性多血症
  • 赤血球増加症

少ない場合

  • 貧血
  • 出血
  • 腎不全

公開日時: 2014年08月14日  00:02:39

血液系一般に戻る

「血液系一般」に関するトピックス

「血液系一般」に関するトピックスはありません。

このページのトップに戻る